21世紀の患者達と私


投稿者 カルシウム 日時 1999 年 10 月 10 日 16:00:36:


 はじめまして。学校給食の栄養士をしています。
(資格としては管理栄養士の登録はしています。)
栄養士といっても仕事の主は給食現場の管理です。
栄養士養成学校で一応臨床栄養全般を学びましたが、随分忘れてしまったのが本当のところです。
 これではいけない、国民病ともいわれる糖尿病の基礎知識くらいは学びなおさなくては、・・
と、あちこちのHPをさまよいたどり着いたしだいです。
 児童生徒の食事の現状はそれはそれは危機的にめちゃくちゃです。親が悪い、社会が悪いと言ってるうちにも年々悪化の一途です。
 栄養的に保証された唯一の食事が学校給食という子供の
何と多いことか・・。
 学校給食から開放された(彼らはそう感じているようです)高校生、大学生にいたってはどうしようもない状況です。
 私達ももちろん手をこまねいて見ているわけではありません。栄養指導、給食指導していますが、あくまでもボランティア的な域を脱せません。
 栄養のこと、食事のこと、なにも知らず(知らされず)に義務教育を終えて、好き勝手な食事をして糖尿病を発病する国民がこれ以上増えて日本は大丈夫かしら・・と日々悩んでいます。
 糖尿病療養指導士の制度も導入される方向のようですが、もっともっと生活習慣病の一次予防に力を注いだ政策
を期待しています。
 愚痴っぽくなりましたが自分の給食を食べている子供たちが一人でも少なく糖尿病クリニックの門をくぐらずに生涯を過ごすことを願ってやみません。
 最新ニュース等ありましたらアップ願います。



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