OGTT検査の結果について


投稿者 ひろ (221.190.212.253) 日時 December 01, 2004 at 13:54:04:

以前、お世話になりました、ひろです。
今回、OGTTをやりました。客観的な評価を頂きたいのですが。
今、ファスティック90+ベイスン0.3ミリを日に3回です。
10月でヘモ値5.7%です。よろしくお願い致します。

OGTT検査

OGTT(75g)のときのIRI 2004/11
(1)空腹時血糖値    113 IRI(8.8)
(2)糖負荷30分血糖値 180 IRI(26.8)
(3)糖負荷60分血糖値 174 IRI(31.3)
(4)糖負荷90分血糖値 --- IRI -----
(5)糖負荷120分血糖値225 IRI(37.4)
(6)糖負荷180分血糖値155 IRI(17.6)
30分では、基準値に最低でも約20も不足
全体として分泌不足がみられる。
IRIのピークが120分ですから、大きく分泌遅延があります。
(通常は30分がピーク)

75gブドウ糖負荷試験(75OGTT)での血清IRI値の評価
健常者IRI目安値:μU/ml)
 負荷前IRI   5〜15 
 負荷後IRI
    30分  46〜70  
    60分  29〜67 
    90分  25〜61 
   120分  23〜55 
   180分   4〜32 

△IRI/△BS(30分)=0.27インスリン初期応答の低下(0.4以下)
計算は(1)から(2)の血糖値とIRIの増分比率を比べて負荷後30分の分泌量が不足
・(1)から(2)の血糖値の増分=180−113=67
・(1)から(2)のIRIの増分=26.8−8.8=18.0
・IRIの増分÷血糖値の増分=18.0÷67=0.268

insulinogenic index=0.4以下を示す糖尿病
     1型糖尿病、2型糖尿病(インスリン分泌不足、または、分泌遅延)
        *:インスリン分泌の不足か遅延かは、60分や120分後のIRI値を参照
insulinogenic index=0.4以上を示す糖尿病
     インスリン抵抗性やインスリン作用異常、続発性・その他の糖尿病
insulinogenic index=0.8以上、且つ、75gOGTT『正常型』
     健常者、耐糖能;正常

空腹時インスリン 8.8(μU/ml)基準値2〜11
空腹時血糖値 113
HOMA-β=63  ● 8月100.8 ●9月54 (正常値は40〜60)
HOMA-IR=2.455  ● 8月3.9   ●9月2.955
インスリン抵抗性が減少傾向
0.5〜1.5が正常範囲
(1=正常 2以上=インスリン抵抗性 4以上=強いインスリン抵抗性)

計算式
空腹時インスリン  8.8(μU/ml)基準値2〜11
空腹時血糖値    113
@ インスリン分泌のうの評価
HOMA-β=360×空腹時インスリン値8.8(μU/ml)÷(空腹時血糖値113r/ml−63)=63(正常値は40〜63)

A インスリン抵抗性の評価
血中インスリン濃度に見合ったインスリン作用が得られない状態を「インスリン抵抗性」と呼ぶ。
肥満や運動不足(エネルギー過剰)がその誘引である。

それぞれの説明は、記録用のものです。


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