私の糖尿病闘病記とそれからの生活


投稿者 まつ (218.218.233.31) 日時 November 06, 2004 at 22:05:57:

私は現在48歳ですちょうど2年前の夏にあまりにも体のだるさ・のどの渇き・トイレが近いということで風邪かなと思って自宅の近くの内科に行きました。そしたら、大きい病院に行きなさいとのことでちょっと心配になりすぐ近くの市民病院に行き血液検査をしたら血糖値400(食後5時間ぐらい)・ヘモグロビンHA1C12・その他肝臓のGOT300・GPT350
GTP360のように悲鳴を上げていました。そしてすぐ入院が決まり食事療法と注射(最初はヒューマカート3・7)を1日50単位打ちました。そのとき主治医の先生に言われたのは
あなたは心臓は丈夫でなんともないからとにかく歩きなさいとのことでした。最初は何だ糖尿病かと軽い気持ちでしたが、合併症のビデオを見てまわりの糖尿で入院している患者とのインシュリンの注射の量を自分と比較してみたときはさすがにショックで何かをやろうという気力はなくなり生きる気力も正直言ってなくしかけました。そんな時 中学と小学校の息子が見舞いに来てそれを見たときにこんなことではいかんがんばらないかんと思い直して、その日からいろいろ調べてとにかく食事の後に歩くこととやせること(当時体重が110キロは超えていたと思います)にしました。これからが闘病生活です。あさ血糖値を測って主治医にインシュリンの量を決めてもらい食事をします。食事の後はまず歩くことであさ4キロぐらいそして病室は4階ですが11階まで行って戻ってくる(もちろんエレベーターは使わないです)、昼ごはんの後も夕食の後も4キロと階段のぼりの繰り返しです。終わったら水分を取って体を休めます(最初の1週間ぐらいはインスリンの注射があまり利かなくてトイレのし小便の量も1日4リットルを超え、その中に解けている糖分は100gとのことでした)。でもあきらめずに毎日やっていたら2週間目に、主治医の先生が血糖が少し下がったから薬にしますとのことでオイグルコンを1日8錠飲むことになり、自分なりに期待をこめて食後の運動を毎日やりやせる努力もしました(当然間食・ジュースはご法度です=病院の食事は全部食べることです)。そして2週間がすぎ、血糖値の状態はというと毎日空腹時の値が80前後(夜中はたまに薬で下がりすぎ測定不能でブドウ糖の注射を打ってもらったことも3回ほどありました)になりました。このときに先生が今日から薬なしでやってみますとのことでしたから正直信じられなかったですが、心の中ではやった〜〜との気持ちでしたその反面、でも薬なしで果たしていいのかとの不安もありましたがとりあえず病院の食事は全部食べ食事のあとの運動は続けました。その結果2週間の様子見の期間も空腹時の血糖は80前後で、おまけにGOT21・GPT19など肝臓の数値も正常になり体重も90キロをきりました。2年たった現在ですが、つい先日の会社の検診ですが血糖値79・GOT22・GPT23・GTP40ヘモグロビンHA1C4.5と調子がいいです(もちろん薬はなしですーーその代わり気をつけているのが間食はしない・ジュースは飲まない・1日3食必ず食べる・エレベーターやエスカレーターは使わない・なるべく歩く・・・ぐらいです)まだ先はどうなるかわかりませんが今のところ血糖も落ち着いているので喜んでいます、何よりあのときの子供のことが思い出されるのでがんばれるのだと思います(最初は夜になるとなん糖尿になってしまったんだろうとあの時気をつければよかったと後悔で涙が出たことがありました)。
 それと同じ病棟の入院患者でインシュリンを増やすから食べてもいいよという人がいましたが私はそれは絶対違うと思います、できることならインシュリンを減らして生活をしたいとおもいますよね。みなさんもがんばってください、私も生涯この生活スタイルを続けていくつもりです。


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