はじめまして


投稿者 nothin' else 日時 1999 年 12 月 27 日 22:53:30:

 先生、こんにちは。私は今年7月にNIDDM(2型)を発病した24歳の患者です。今年の3月ぐらいから異常な喉の乾きや、多尿の症状が出て、ひどい時には夜寝ていても2時間おきに起きてトイレに行くような有様でした。それで、7月に意を決して病院に行き、DMであることがわかりました。原因は、私の母方の祖父や、その兄弟が糖尿で、私は小さい頃肥満児だったし(そのころから「食べることに対する罪悪感」があって、その反動が今になって出てきている?)、私自身の現在の食生活も野放しだった為だと思います。それで、7月の後半から3週間ほど入院して、106キロあった体重を100キロまで落とし、血糖値も342から97まで(食後2時間)落とすことができました。HbA1cも当初の12.2から5.5までになり今は落ち着いています。
 入院していた間は、食事や運動を規則的にやり、病気について詳しく勉強しました。同室に入院していたオジサンたちが隠れてパンを食べたりしていると、「何やってんだよ」と嫌悪の目で見ていたぐらいに自制できていたのに、自分は退院した後だんだんと食生活や運動がいい加減になり、今ではメチャメチャです。体重も入院当初の値に戻り、病院へ定期検診に行く時だけ、2日前から食事を抜いたりして、無理な「減量」をしてごまかしているのです。
 私は何をやるにも完璧を求める性格で、いつも何かにイライラしながら生活しています。これまでずっと続けていた音楽も、人間関係がうまくいかなくなって辞めてしまいました。大事な自分の一部であった楽器をやめてしまったこともあって、今では、何かから自分を守るように、自己逃避する様に過食をしてしまっている状態です。
 やせたいために、朝食を抜き、昼食を抜き、その反動で夕食を貪り食う。一日のその一食だけで3〜4000キロカロリーも取ってしまうこともあります。一人暮しをしており、意志が弱いので、歯止めが利かないのです。しかしその後、吐くこともできず、そのカロリーは全部身になってしまうのです。ここ2〜3日は、夜中にトイレに起きることもあります。
 いつも、食べてしまった後に後悔し、反省し、また忘れてしまった後に、食べて、また後悔し...このくり返しです。いいかげんで、でもいつも自分の限界より高い理想を求めて、自分からは何もアクションを起こさないで、誰かが助けてくれることを待っている、という幼い頃からの弱さから逃れたいのに、どうすることもできません。しかしやっぱり、私は変わりたいのです。
 長いメールになってしまい、申し訳ありませんが、私は主治医にこのことを告げられないでいます(それは、私が「優秀な患者」であったから)。私は、この過食から逃れ、自分の食欲をコントロールするために、精神科にアクセスしてみたほうが良いのでしょうか。何か、アドバイスを宜しくお願い致します。
 



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