投稿者 佐々木英幸 (219.121.200.190) 日時 January 07, 2004 at 22:29:09:
はじめましてボマー先生。
ヒデユキです。
45歳男性です。
一昨年(2002年)の10月に嘔吐があり風邪と思い夜間救急を受診したところ、糖尿病性のケトアシドーシスと診断され、緊急入院となりました。
以後2回都合13日間入院し、国立大学の付属病院で劇症1型糖尿病と診断され、昨年の4月に退院しました。
血糖コントロールは、CSIIでヒューマログ注を用いています。インスリンの注入量とHbA1cは、次のとおりです。
インスリン	基礎量(日量)24.9u(今現在)。
		食前10単位を基本に8から12u位で注入。
		眠前または食間に血糖値が200ミリグラム/デシリットルを超えるときに、2uから4u。
グリコヘモグロビンA1c	
2002年	12月	7.9
2003年	1月	8.2
	4月	8.8
	5月	7.6
	6月	7.0 
	8月	7.2
	10月	7.7
	11月	8.4
	12月	7.6
(1)血糖コントロールの目標について
 朝の血糖値が100台になり、一日の血糖値が、100台で推移するよう願っています。
 現状は、早朝の血糖上昇が大きく、朝の血糖値が200を超え、調子の悪いときは、400台以上も珍しくありません。また、夕前や眠前の追加インスリン量が多すぎて、70を下回ることも間々あります。(50を下回るような低血糖症状はほとんどありません)
 質問ですが、将来合併症を発症しないためには、グリコヘモグロビンA1cをどの程度まで下げる必要があるのでしょうか。
 また、そのためには、日常の血糖値をどの程度コントロールする必要があるのでしょうか。ご教授願います。
(2)精神面のケアについて
 日常、血糖値がうまくコントロールできないときは、不機嫌になり、高2の息子からも「また血糖が高いのか?」などと言われる始末です。
 CSIIのインスリン注入の作業は、昔の怪談話にある命のロウソクに一日分の油を注いでいるような気がして、めいってしまうことが多くあります。
 また、世の中糖尿病の人は多くいらっしゃるものの、1型で自分のように中年になってから発症した人は少ないようで、長い入院期間中も1人お会いしたのみです。
 自分でも、マイナス思考ではいけないと思うのですが、仕事のほうも発病でラインを外れてしまったこともあり、「インスリンが十分入手できない時代だったら。はじめのケトアシドーシスをもう一晩放置していたら。・・・どうせ自分の寿命は尽きているのか?」と落ち込んでしますこともよくあります。
これについても、対処方法、アドバイス、情報交流の場などの紹介をできましたらよろしくお願いします。