投稿者 ボマー (218.123.144.115) 日時 June 14, 2002 at 22:59:44:
回答先: ごめんなさい少しニュアンス違いです。 投稿者 もんもん 日時 June 14, 2002 at 14:24:01:
いやいや、こちらこそ読解力不足で申し訳ありません(^-^;
で、えーとですね、まず以下のところですが。。。
>>負荷試験というのは食事後の血糖値の推移をブドウ糖を含むことで
>>シュミレイトしているわけですよね。
そうではないんです。ブドウ糖負荷試験と云うのはどれだけ効率良く糖尿病群
を見つけ出す事が出来るか、と云う試行錯誤の結果のものなんです。
それまでは50gブドウ糖負荷試験や100gブドウ糖負荷試験が行なわれ、最終的
に75gが妥当であろうと云うところに落ち着いているのです。
100gでは疑陽性が多く50gでは疑陰性が多くなってしまうと云う訳ですね。
ですから食事を糖負荷試験にシミュレートする事も出来ません。ただ、ブドウ糖
負荷試験は手間もかかりますし、スクリーニングとして（経済的にも）最適とは
云えないので現在のような複数の診断基準があるわけです。
焼き肉やお茶漬けは成分も多彩で直接比較するのは無理です。
診断とコントロール基準は少し違うと云うことになるでしょうか。
あと耐糖能障害（IGT）と境界型は、ほぼ同じと考えて貰って構いません。
IGTはADA（米国糖尿病学会）によるものですが、現在の日本の糖尿病診断基準
では正常型にも糖尿病型にも当て嵌まらないものを境界型としているので、まあ
同じですね。