Re: 外泊です。


投稿者 ボマー 日時 1999 年 7 月 05 日 19:51:57:

回答先: 外泊です。 投稿者 じゅんきむ 日時 1999 年 7 月 05 日 00:33:46:

>じゅんきむさん

どうやら不安定型の様ですね.IDDMの方の内,数%の方はこのタイプになるようです.
何れにせよ原因は内因性インスリン(御自身のインスリン分泌)の欠乏が前提ですから
以前にC-ペプタイドを測定して限りなくゼロに近いなら現在の測定は必要ないとも云え
るでしょう(でも測定した方がいいと思いますが)
高血糖時→インスリン分泌不全
低血糖時→グルカゴン分泌異常
によって極端な血糖の上下が認められます.
コントロールは現在多分しておられるSMBG+即効型,中間型の組み合わせの強化療法が
主となりますがそれでもコントロール不能な場合が多く,HbA1cがまあまあならそれで良
しとする事もままあります.
又,どうしてもコントロール不能な場合は持続皮下インスリン注入療法(CSII)も考慮に
入れるべきでしょう.
また,いたずらにインスリンの量をスライディングスケールで変えないのも一つの方法で
はあります.同じ血糖300mgの時でも今から上がりつつある時と,下がりつつある時では
注射するインスリンの量が違ってくる筈です.

じゅんきむさん,なかなかコントロールがつかないで精神的にもしんどい時だとは思いま
すが,それでも入院前の高血糖の持続時よりは体の代謝はもの凄く改善しているんですよ!

>>今の病院でだいじょぶでしょうか?
>>田舎の病院はこんなもんだと思わなければだめなのかな〜

う〜,ちょっと弱りましたね…ゆっくり主治医と御相談されるのが一番いいと思いますが.
何とか直接対話で信頼関係が築けないものでしょうか?

>>やっぱり医者が信用できなくなりました。

なんかこれって決まり文句ですよね.わたしらの職業ってよほどステレオタイプに判断され
ている様ですね(^-^;
まあ自分たちのせいなんだろうけど…

 まあ兎に角,完全にコントロールは無理でも,少なくともインスリン治療をされていれば
急激に悪化する事はありませんので現実的には一旦ある程度コントロールがついた所で仕事
に復帰されるのが良いのではないでしょうか.CSIIをするにしてもそこの病院でやるか,又
はどこか別のところでやるかゆっくり考えられれば良いと思います.なんにしろ治療の中断
だけは避けたいところです.
 それでは又報告して下さいね(^-^)


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