投稿者 ゆうこ 日時 1999 年 6 月 15 日 09:37:20:
回答先: Re: 治らない？ 投稿者 ともつね 日時 1999 年 6 月 15 日 02:53:29:
横レス、失礼します。
糖尿病の根治療法は研究はされており、少なくともβ細胞移植については人間に対してもなされたことがあります。しかし、まだまだ研究段階を超えていないように思えました。（この研究についてはインターネット上でも情報が得られます。）
膵臓移植は合併症などが進んだ患者が他の臓器を移植する時には実際の治療現場で行われています。でも膵臓のみ単独で移植、というのは臓器移植をするデメリットの方が大きいので根治療法にはならないように思いました。ほか、人工膵臓とか、β細胞の研究も進んでいるようですね。ただ、現段階では根治療法といえるほどのものはないようです。
でも私は今から数十年後には絶対に根治療法が確立すると信じているんです。今から80年近く前迄はインスリンがみつかってなくて、IDDMは不治の病でした。インスリンの発見で寿命が延び合併症が問題になりましたが、合併症も血糖コントロールによって防ぐことができるようになりました。（ペン型注射器や簡易型血糖測定器などによって強化療法が可能になり、主流になってきたのもここ十数年のことです。ちょっと古い本にはヒトインスリンの開発が望まれるなんてありますが、今は当然のように使う事ができます。）現在ではDM持ちでも寿命をまっとうできるのです。根治療法にかぎらず、少しでも負担が少なく確実な血糖コントロールができるような薬や機器などが次々に開発されています。この進歩のはやさから言って、根治療法が永遠にありえないとは思えません。（だからこそ、今DMの人には頑張ってもらいたいのです。せっかく根治療法が確立してもおそらく合併症のほうは簡単には治らないでしょうから。）
私は患者の恋人に過ぎません。間違った情報を書いてしまっていたらごめんなさい。訂正やさらに詳しいこと、より最近の情報などはボマーさん、フォローお願いします。