回答先: インスリン 投稿者 なみお 日時 May 26, 2001 at 20:36:13:
いらっしゃいませ(^-^)＞なおみさん
>>Ｒと20Ｒの違いがよくわかりません
>>速攻型と中間型というのはどういうことですか？
はい．以前は速効型と中間型は自分で混合して打たなければなりませんでしたが，ペン型のインスリン注入器が
出来てからこのようなタイプが出てきました．
速効型は最大作用時間が１〜３時間前後もの，中間型は４〜１２間前後となっております．速効型は食後すぐの
血糖上昇を抑えるのに用いられ中間型は基礎分泌と長時間の血糖上昇を抑えます．又持続型と云ってもっと効果
の長いタイプもあります．
即ちＲは速効型のみ，２０Ｒは速効型が２０％中間型が８０％の割合で混合されたもので，食後の過血糖を速
効型で，その後の高血糖を中間型で抑えようとしたもので，現在この組み合わせ製剤は大変有効です．
１０Ｒ〜５０Ｒ迄，用途に応じて用いられます．
>>朝の血糖値が120台で一番高いのですがこれはどうしてですか？
食後よりも高いわけですね．それは食後血糖がインスリン注射でよくコントロールされていると云う事をあらわ
しています．又，朝一番の血糖が高いと云う他の理由としてはソモギ（ソモジ）現象と云うものがあります．
これに就いては“過去ログ検索”からソモジ現象をキーワードに探して下さい．いずれにせよ心配は余りないで
す．
>>運動すると逆に上がることもあるのでしょうか？
あります．しかしそれは一時的なもので全体的なコントロールに悪影響を与えるものではありません．
>>ヘモグロビンＡ1Ｃは 5．3-5．5なのですが、インスリンから離れられるようになると思いますか？
実は今でもインスリン離脱は可能だと思われます．が，インスリンを分泌する膵臓のβ細胞を暫くの間保護する為
にインスリンの投与が続いているものだと思われます．このまま良好なコントロールが続けば止められる可能性は
充分あります(^o^)